aws
2024.07.26
AWSの使用中のパブリックIPアドレスを検索する方法
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IPv4が有料化
awsではIPv4(例 35.223.45.6)を使用する際には2024年2月から有料化すると発表し、
今日に至っています。実際EC2を動かしてWebサーバーを立てる時には少なくとも一つのIPアドレスを使用することになるため今まで無料枠で動かしていた人も最低500円は月にかかるようになりました。意外な落とし穴
EC2などサーバーを立てるとなればIPアドレスの数を把握するのはそこまで難しくないですが、
VPN接続やELB(ロードバランサ)を使用する際に消費するIPアドレスは気づかないことがほとんどです。実際私も見落としがありました確認方法
Amazon VPC IP Address Manager
まずはAmazon VPC IP Address Managerを開きます。
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IPAMの作成
次にIPAMを作成します。
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反映待ち
IPAMを作成後は「パブリックIPに関するインサイト」ボタンを押してください。
作成直後は以下のように反映待ちの状態になっていますので、約20分ほど待ちましょう。
確認
しばらくすると以下のように円グラフが表示されます。
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詳細の確認
では使用している数はわかりましたが、どのサービスに使用しているかが気になりますよね。
そこで円グラフのそれぞれの要素をクリックしてください
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まとめ
昨今の流れでIPv4が枯渇しているためIPアドレスがどんどん高価になっている現状があります。
この先も値上がりする可能性は否めないと個人的には踏んでいます。サーバーをIPv6にするなど根本的な解決を模索することが必要なのかもしれませんね。