IT
2025.05.09
知らなきゃ損!jQueryでよく使うけど意外と知られていない小技10選



1. on()で複数イベントを一度にバインド
複数のイベントを一度にバインドする方法は意外と知られていません。例えば、クリックとホバーイベントを一つの呼び出しで設定できます。
$('#button').on('click mouseenter', function() {
alert('クリックまたはホバーされました');
});
2. .data()でHTMLのデータ属性にアクセス
data-*属性を簡単に取得・設定できる.data()メソッドは便利ですが、意外と使いこなせていないことが多いです。
<button id="myButton" data-user="12345">Click Me</button>
var userId = $('#myButton').data('user');
console.log(userId); // 12345
3. .fadeIn()と.fadeOut()でフェードイン・アウトの速度調整
要素をフェードイン・フェードアウトする際、速度をミリ秒単位で指定できるのが意外と便利です。
$('#element').fadeIn(1000); // 1秒でフェードイン
$('#element').fadeOut(500); // 0.5秒でフェードアウト
4. $(window).scrollTop()でページのスクロール位置を取得
スクロール位置を取得して、動的なUIの変更に活用する小技です。
var scrollPosition = $(window).scrollTop();
console.log(scrollPosition); // 現在のスクロール位置
5. $('要素').appendTo()で要素を簡単に追加
新しいHTML要素を動的に追加する際に便利な記法です。
$('要素').text('新しい要素').appendTo('body');
6. .each()で配列やオブジェクトのループ処理
.each()メソッドを使えば、配列やオブジェクトを簡単にループ処理できます。
var items = ['apple', 'banana', 'cherry'];
$.each(items, function(index, value) {
console.log(index + ': ' + value);
});
7. .toggleClass()でクラスの切り替え
特定のクラスがある場合は削除し、ない場合は追加する便利な方法です。
$('#element').toggleClass('active'); // 'active'クラスがあれば削除、なければ追加
8. .siblings()で兄弟要素を取得
特定の要素の兄弟要素を取得する際に役立ちます。
$('#child').siblings('.sibling').css('color', 'red');
9. .wrap()で要素を囲む
wrap()を使うと、指定した要素で他の要素を簡単に囲むことができます。
$('#content').wrap('<div class="wrapper"></div>');
10. .serialize()でフォームデータを簡単に取得
フォーム内のデータを一度に取得して送信するための便利なメソッドです。
var formData = $('form').serialize();
console.log(formData); // フォームデータがURLエンコードされて返される
まとめ
jQueryは非常に強力で便利なライブラリですが、少し工夫するだけでさらに効率的に使える方法がたくさんあります。これらの小技を活用して、日々の開発をもっとスムーズに進めましょう!
